第3話 相談

 そこで

 まねるはつめいの
 弁理士
 ひらめきんたろうに

 50年前にした
 じぶんのアイデアが
 特許になり得るか…
 相談してみた

 ひらめきんたろう
 によれば

➀そのアイデアを
 現在の切削具に適用した
 ときの

 具体的構成が
 はっきりしているなら…

 現在の切削具における
 新たな必要(課題)
 を解決する

 発明が成立しているし

②もし…いまでも
 その発明と同じもの
 が存在しなければ

 特許要件のひとつである
 新規性もあるし

③その発明の効果

 すなわち
 同じものを数個だけ
 作るという要求に対し

 NC機などの
 高価格の切削機でなく

 ハンディタイプの
 切削機であっても
 高精度を実現できる

 という効果を考慮すると

 進歩性もあると
 考えられるから…

 結論
 十分に特許可能性はある…
 とのことだった

 いずれにしても
 まずは本格調査してみて

 いまでも
 その発明と同じもの
 が本当に存在しないか…

 確認してみたらどうか
 とのアドバイスを受けた