第5回 運動補助具/回答例

回答例

第1帯紐部と、
前記第1帯紐部の一端に設けられ、構造物に固定可能な固定部と、
前記第1帯紐部の他端に設けられる第1リングと、
 を備える第1ストラップと、
 
第2及び第3帯紐部と、
前記第1リングに鎖状に繋がり、前記第2帯紐部の一端及び前記第3帯紐部の一端が対称的に結合される第2リングと、
前記第2帯紐部の他端に設けられる第1グリップと、
前記第3帯紐部の他端に設けられる第2グリップと、
前記第2帯紐部の長さを調整可能な第1長さ調整部と、
前記第3帯紐部の長さを調整可能な第2長さ調整部と、
 を備える第2ストラップと、
 を具備し
前記固定部が前記構造物に固定され、かつ前記第1及び第2グリップの両方が前記固定部から離れる方向に引っ張られたとき、前記第1ストラップは、前記第2ストラップを支持する機能を有する、
 運動補助具。 
 

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コメント

・全体
 本製品の主要構成要素
 (第1及び第2ストラップ)
 をまず挙げて
 
 その後、各主要構成要素の中身
 (細かい構成)
 を説明するかたちです
 
 第4回の「情報処理システム」
 の書き方でもOKです」
 
 比較すると
 
 運動補助具   情報処理システム
  (α)       (β)
 
a,b,cを備えるAと、 A,Bを具備し、
d,e,fを備えるBと、 Aはa,b,cを備え、
を具備するα    Bはd,e,fを備えるβ
 
 となります
 
 なお、この発明は
 使用時の機能が重要となるので
 「具備し」以降で
 その機能を述べています

・個別
 第1◇◇、第2◇◇、…
 今回のように
 複数の同じ要素がでてくる場合
 多用される表現です
 
 この表現は、上方/下方など
 方向を限定したくないときにも
 第1方向、第2方向など
 として利用されます

 ~の一端/他端
 帯紐のように2つの端部がある
 ことが明白な場合
 このような表現が用いられます

・ ひとこと説明術
 この発明は、中央部がリングを介して構造物に固定された帯紐の両端に自重をかけて運動する器具です
 

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