第2回 ひらめきをはつめいに!

 あなたのひらめきを
 特許にするには

 まず
 そのひらめきをはつめいにする
 ことが必要です

[事実]
 ひらめき≠はつめい

[極意]
 ひらめきをはつめいにするには
 ・書いて
 ・かたちにしてみる

[説明]
 なにか良いアイデアがひらめいても
 ひらめいただけでは
 はつめいになりません

 そのひらめきをかたちにし
 みんなに伝えることができる
 客観的なものにする必要があります

 そのためには
 そのひらめきを

 書いて
 かたちにしてみましょう

 例えば
 お年寄りなどのちからのないひとでも
 ペットボトルのふた
 を開けられるように

 「すべりを防止したふた開け器」

 をひらめいたとします

 でも、これだけだと
 自分ではイメージできても
 みんなには
 これが具体的にどんなものか
 伝わりません

 そこで
 書いて
 かたちにしてみる

 例えば
 すべりを防止するために
 ペットボトルのふたのふち全体を
 内面に凹凸をもつ円形のゴムリング
 で囲ったならば

 そのような絵が書けると思います

 これにより
 「すべりを防止したふた開け器」
 という抽象的なひらめきが

 「ペットボトルのふたの
 ふち全体を囲う円形のゴムリング
 からなり
 その内面に凹凸がある

 るふた開け器」

 という具体的なはつめい
 になります