第2回 まねるはつめいとは

 はつめいには

 ①世の中にないもの
 を1から作り出し、これを
 新たな価値とするもの

 ②世の中にあるもの
 を改良、変形、転用等し
 新たな価値を生み出すもの

 ③世の中にないもの
 を世の中にあるもの
 の組合せから作り出し
 新たな価値とするもの

 があります

 ②と③は
 世の中にあるものをまねて

 新たな価値を生み出した
 ものなので

 これらを「まねるはつめい」
 ということにします

 以下では
 まねるはつめいにより
 特許をとる極意
 について解説します

 なぜ
 まねるはつめいか?

 というと

 世の中のはつめいは
 ②と③がほとんどなのに

 ほとんどのひとは
 ①ではつめいしようと
 するから…

 結果
 はつめいすることが

 苦痛になった…とか

 じぶんですごいと思って
 いろいろ試作し
 特許出願もしたのに

 実は同じものが
 すでに特許化・製品化
 されていて

 いままでの苦労と努力が
 水の泡になった…とか

 いうはなしはよく聞きます

 まねるはつめい
 の特徴は

 世の中にあるものを
 利用する
 ということ

 あなたの「必要」(後述)
 をみつけたら

 すぐにはつめいしようとしない!

 そのまえに
 しらべてみる!

 世の中には
 おなじようなことを
 考えてるひとが

 たくさんいる
 ことがわかると
 おもいます

 あなたは
 しらべることで

 あなたの「必要」に
 関連する

 世の中にあるものを
 知ります

 そのうえで
 あなたの「必要」を解決する
 のに最も適したものを学び
 そして…まねます

 同時に
 そのまねたものの問題点
 をみつけ

 それを
 あなたのあらたな必要
 とします

 ここから
 そのあらたな必要に基づき

 あなたの
 「必要~ひらめき~はつめい」
 プロセスがはじまります

 以下、具体的に
 各ステップを
 みていきましょう!